脂肪吸引の原型は1921年イタリアのフィッシャーにより初めて行われました。
そして1977年にフランスのフルニエ・イルーズ医師によって始めた『カニューレ吸引法』が現在の主流と言われております。
これは小さな皮膚の切開口から広範囲な皮下脂肪を吸引除去する方法でした。
また、イルーズ医師は数種類の液体をカニューレの先から流しながら、血管や神経等の損傷を避け、出血量を抑えて広範囲に脂肪吸引を行える『ウエットメッソド法』を開発しました。
日本で脂肪吸引の診療が始まったとされるのは昭和58年頃からですが、当時の手術は全身麻酔をかけ、血だらけで行っていました。
その後脂肪吸引は進歩を遂げ、1980年代には、各国の医師等において多くの工夫と改良が加えられ、取りやムラを無くし、皮膚表面の凸凹を極力減らすために、相対する複数の部位の切開部より吸引を行う『クリスクロス法』が開発されました。
また、アメリカではフィラデルフィアのクラインが1980年代後半にTumescent Techniqueを開発し、安全に好結果が出せるようになり、その後日本でもこの方法が一般的に浸透し、現在の体外式超音波法の基礎に通じています。